「現代アート超入門!」を読んで
「13歳からのアート思考」という本を読んだことがある。そこではアート思考とは自分なりの考えを持つことだった。
しばらくして本屋にこの本を出くわした。
「アート」というワードだけで私の視線は釘付けだった。
読むことになる。
本書の内容は、美術館にならぬアート作品はなにが良いのかわからない。
どう見たらよいのかわからない。
決してうまい絵ではない。
けれど評価されている。
それはなぜか?
答えはアートとは何か?ってことです。
今までの常識の枠から飛び出た作品が評価されているのだった。
絵は見たまんまを書く。
しかし見たまんまとはどんなことだろうか?
視覚的?心情的?メッセージ的?
それぞれを解き明かす本である。
それがわかりやすい本である。
「13歳からのアート思考」とは一緒の作品を取り扱うことがある。
けれどこの本は別の作品も扱っている。
作品が何を表現し、その作られた時代は何だったのか?
解き明かしてくれた。
美術館に行くのにいい機会になったと思える。